
こんにちは。
広島市南区段原で不動産業を営んでおります、株式会社イシダの石田です。
築年数が古くなり、建物自体の価値がほとんどない――
いわゆる「古家付き土地」を売ろうとしたとき、「誰に買ってもらえるのか?」というのは非常に重要な論点です。
買主の属性によって、
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売れるスピード
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売却価格
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売却時の条件
が大きく異なるため、最適な買主を見極めること=戦略そのものと言っても過言ではありません。
今回は、古家付き土地の主な買主である
「買取業者」「不動産投資家」「一般エンド(実需層)」
この3者の違いと、それぞれに向けた売却戦略を解説いたします。
目次
そもそも「古家付き土地」とは?
不動産取引の現場では、
▶ 建物の価値はなく、実質「土地の売買」が中心となるが、建物が解体されていない状態の土地
を「古家付き土地」と呼んでいます。
多くの場合、
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築30年以上の木造戸建て
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借家(長期空室のアパートなど)
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相続後、手入れが止まった空き家
などがこれに該当します。
「古家付き土地」は、
▶ 解体するかどうかの判断が買主に委ねられている
点が最大の特徴です。
この性質が、買主の種類によって評価の差を生みます。
買主①:買取業者
「早く、確実に売りたい」なら最優先候補
● 特徴と目的
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建物は壊して更地にし、分譲・再販するのが目的
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スピード重視、資金力がある
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内見不要なケースもあり、荷物があってもOK
● メリット
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価格は相場より下がるが、とにかく早い
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解体や残置物撤去も不要で、“現状のまま”売却可能
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瑕疵担保の免責を認めてもらえることが多い
● デメリット
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利益を出す前提で買うため、価格は安くなりがち
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再販前提のため、エリアや形状に厳しい条件あり
● 向いている人
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手間をかけずに早く現金化したい方
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遠方に住んでいて現地対応ができない相続人
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荷物が多く、片付けに困っている人
買主②:不動産投資家(リノベ目的)
「建物を活かしたい人」にも価値がある
● 特徴と目的
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建物を再利用し、賃貸やシェアハウス等で収益化する目的
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DIY系投資家や築古再生に強い業者が買主となる
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築年数が古くても、構造・基礎がしっかりしていれば評価される
● メリット
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解体費用がかからないため、買取業者より高く買ってくれる可能性もある
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外観や間取りに特徴があると、むしろ“武器”になることもある
● デメリット
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物件調査に時間がかかる
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建物に構造的な欠陥があると成約に至らない
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規模やエリアにこだわりがあり、全ての物件が対象とは限らない
● 向いている人
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建物がまだ使える状態(リフォーム履歴あり)
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立地が収益物件に適している(駅近・大学周辺など)
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少しでも高く売りたいが、時間的な余裕がある方
買主③:一般エンド(実需層)
「最も高く売れる」可能性があるが、最も手間がかかる相手
● 特徴と目的
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その場所に住むことを目的とした、住宅購入者
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建物の解体や再建築も視野に入れている
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感情や家族構成など、「個人的な事情」が購入動機になる
● メリット
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他の買主よりも高値で売れる可能性がある
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売主の事情に共感してもらえれば、好条件になることも
● デメリット
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住宅ローン審査、契約の細かい調整、内見対応など手間が多い
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建物の劣化状況や耐震性がネックになる
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解体・更地渡しを求められることが多く、売主負担が増す可能性あり
● 向いている人
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立地に魅力がある(学区・交通・人気エリア)
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売却スケジュールに余裕がある
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高く売りたいという明確な希望がある
売却戦略:誰に売るかで“やるべきこと”が変わる
| 買主 | 重視するポイント | 売主が準備すべきこと |
|---|---|---|
| 買取業者 | 土地の形状・立地・建築条件 | 何もせずOK(現況渡し) |
| 投資家 | 建物の構造・利回り | リフォーム履歴・現況説明書 |
| 一般エンド | 学区・交通・生活利便性 | 解体・更地化・建築条件調査など |
イシダのご提案:まずは「どの買主向けが最適か」を見極めましょう
株式会社イシダでは、不動産の売却をご相談いただいた際、まず“どの買主に向けて売るのが合理的か”を判断するところから始めます。
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いくらで売れるのか?
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どの買主を狙うべきか?
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解体や片付けは必要か?
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最短で現金化できるルートは?
物件の特徴と売主様のご希望をもとに、最適な売却ルートをご提案いたします。
まとめ:不動産は「誰に売るか」で“結果”が変わる
不動産、とくに古家付き土地は「買主によって値段が変わる資産」です。
つまり、価格は市場ではなく、“戦略”で決まる部分も大きいのです。
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とにかく早く、現状のまま手放したい → 買取業者
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建物を評価してもらいたい → 不動産投資家
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最高値を目指したい → 一般エンド
あなたにとって、最適な選択肢はどれでしょうか?
もし迷われたときは、私たちイシダが第三者的な視点でご提案いたします。
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