
~住まない家は、資産ではなく負債になっていく~
たとえば、こんな状況。
子どもたちはすでに独立。
親世代も利便性の高いマンション暮らしにシフト。
気づけば、かつて家族が暮らした戸建て住宅が空き家になっていた――。
これは、珍しい話ではありません。
しかし、この先をどうするかで、その家が「資産」になるか「負債」になるかが大きく分かれます。
目次
住まなくなった戸建ての「保有」は合理的か?
はっきり申し上げます。
経済合理性の観点から見て、「使わない家を持ち続ける」という判断は非合理的です。
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固定資産税、火災保険料、庭や建物のメンテナンス費
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見えない内部劣化(湿気・害虫・配管の老朽化)
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所有していることで生まれる心理的負担・近隣トラブルの火種
投資として不動産を保有するのであれば、スケールメリットが必要です。
単独の戸建1件での収益化は効率が悪く、保有する価値は「将来的な売却益が見込める場合」に限られます。
つまり、住まないのであれば――
答えは明確、「売却一択」です。
売却方法は2種類:買取か仲介
売却すると決めた場合、方法は大きく以下の2つに分かれます。
① 不動産業者による「買取」
文字通り、不動産会社が直接購入します。
特徴は以下のとおりです:
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即現金化できる(早ければ数日)
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瑕疵担保責任が免責になるケースが多い
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解体や荷物撤去などを業者側が引き受けることも
その代わり、市場価格よりは2〜3割安くなるのが一般的です。
しかし、「すぐに売れる・面倒なことをやらずに済む」というメリットは、手取り金額以上の価値がある場合もあります。
特にこんな方に向いています:
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「遠方に住んでいて管理ができない」
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「建物が古すぎて、いつ何が起きてもおかしくない」
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「近所に知られずに早く処分したい」
② エンドユーザーへの「仲介」
一般個人の購入希望者を不動産会社が探し、売主とマッチングします。
市場価格での売却が期待できる反面、時間・調整・手間が発生します。
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内見対応、交渉、修繕やクリーニングの要請もある
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売れるまでに数ヶ月かかることも
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引き渡し後も一定期間は責任が残る(瑕疵担保責任)
特に、築年数が古く「建物付きで売る」ことにこだわる場合、買い手がリノベーション目的かどうかがカギになります。
以下のようなケースなら、仲介でじっくり進めるのも選択肢です:
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「相場を調べたら思ったより高く売れそうだった」
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「急ぎではなく、納得できる金額で売りたい」
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「立地が良く、土地としての需要もある」
結論:空き家を「なんとなく持っている」時代は終わった
空き家を保有する理由が「もったいないから」「思い出があるから」だけであれば、それはもう資産ではありません。
経済的にも精神的にも、空き家はゆっくりと負債化していきます。
だからこそ、株式会社イシダでは以下の方針を明確にしています:
住まない家は売却一択。そのうえで、買取か仲介かの最適解を提案する。
物件の築年数・立地・現況に応じて、プロとしての視点からどちらが適しているかを正確に判断し、最短ルートで「空き家問題の解消」をサポートいたします。
「売るかどうか」で悩むのではなく、
「どうやって売るか」に頭を切り替える。
それが、空き家に対する現代的で合理的な向き合い方です。
お問い合わせ先
株式会社イシダ
広島市南区段原日出1丁目7-12
090-8157-3165(売却専用)
LINEからもお問い合わせが可能です。
お問い合わせの際はお名前とお電話番号の記載をお願いします。
夜間は返信できません。










