
── 不動産は“保有”よりも“再構築”の時代へ
「親から不動産を相続したけれど、誰も住む予定がないんです。」
そんなご相談を、実際にいただくことがあります。
兄弟姉妹はそれぞれ自分の家庭があり、遠方に住んでいる。
自分も帰る予定はない。
そうなると、相続した不動産はただ“持っているだけの資産”になります。
しかし、不動産というのは「持っているだけ」で済まされるものではありません。
経済合理性に基づいた判断を
相続した不動産を「とりあえずそのままにしておく」。
この選択は、一見“現状維持”のように見えて、実は機会損失の始まりです。
なぜなら、
不動産とは「固定資産」=流動性のない資産。
これを売却によって「流動資産(現金)」に置き換えることが、
まさに経済合理性に基づいた行動だからです。
お金は回してこそ意味がある。
建物は劣化しますが、現金は次の可能性に使えます。
不動産は「信用」で手に入れたもの
そもそも、不動産というのは自分の信用で購入する資産です。
住宅ローンが組めたのは、過去の収入・勤務・経歴・資産背景があったからこそ。
つまり、家を持っていたということは、
一時的にせよ「社会的信用を行使した結果」なのです。
それを相続で受け取った今、次はその資産をどう活かすかが問われています。
何もせず維持コスト(固定資産税・管理費など)だけを払い続けることは、
その信用と資産の本来の力を、ただ眠らせてしまっているのと同じです。
「買取」も視野に入れるという選択
売却というと、「できるだけ高く売りたい」と思われるかもしれません。
もちろんそれは自然な感情です。
しかし、視点を変えてみてください。
価格を多少下げてでも、スパッと売却して現金化する。
これは「損をした」のではなく、“時間を買った”行為なのです。
時間は資産の中で最も取り戻せないもの。
不動産を相続した直後に売却すれば、その分だけ早く次の資産形成に移れます。
長期間保有することで生じるリスク(劣化・空き家対策・税金)を回避することもできる。
買い取ってもらえば、煩わしい内見対応や長期掲載も不要です。
時間、気力、手間を一括で節約できる「合理的な売却手段」と言えるでしょう。
結論:相続した不動産は「再構築の機会」
相続とは、単なる「継承」ではありません。
次の時代に向けて、資産を再構築するチャンスです。
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不動産を現金に変えて、新たな資産形成の原資とする
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固定資産を手放し、流動性のある生活へ移行する
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空き家リスクを回避し、次の所有者にバトンを渡す
イシダでは、売却・買取・現状査定・残置物処理・非公開相談まで、
小規模事業者だからこそできる一人ひとりに寄り添った対応を行っています。
「誰も住む予定がないけれど、どうしたらいいかわからない」
その時が、資産の再構築のスタート地点です。
どうぞお気軽にご相談ください。
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