
不動産を売却する際、多くの方が抱える疑問のひとつが「急いで売ると損になるのか?」というものです。
結論から言うと、「状況次第で損をする可能性はあります」が、必ずしもそうとは限りません。むしろ、「急ぐべき理由」が明確であれば、戦略的に“損ではない”売却も十分可能です。今回はそのあたりを丁寧に解説していきます。
目次
■ 市場価格は“待てば戻る”とは限らない
不動産価格は、株式と違って「日々の売買」で形成されるものではなく、市場参加者の数が極端に少ないという特徴があります。
そのため、「この価格で売れるだろう」という予測も、実際の取引がない限り“仮想価格”に過ぎません。
たとえば、「あと半年待てば相場が上がるはず」と期待して価格を維持していても、実際には買い手が現れず、結果的に値下げを繰り返して1年以上売れ残るケースもあります。
■ 急いで売る=安く売る?
「急いで売ると損」と言われる理由は、たいてい「相場よりも安く売らなければならなくなるから」というものです。
確かに、時間が限られていれば価格交渉の余地がなくなり、“買い手優位”の状況になります。
ただし、逆の見方をすれば「価格を下げる=時間を買う」行為でもあります。
つまり、少し安くして早く現金化することは、次の一手(資産形成・住み替え・借金返済など)を前倒しで打てるという経済合理性のある判断とも言えるのです。
■ 不動産売却は“時間を味方につける”戦い
売却のタイミングによっては、以下のような外部要因が不動産価格に大きく影響します:
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金利の動向
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建築資材価格や建築規制
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周辺地域の再開発や衰退
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税制変更(例:固定資産税評価額の改定)
これらは個人ではコントロールできない要素です。
「物件の価値」ではなく「市場の変化」によって価格が下落することは、珍しくありません。
そのため、「良い物件だから高く売れる」という信仰は危険で、「売れるときに売る」という柔軟性が重要になります。
■ 売却の目的を明確にすることが最優先
不動産売却を検討する際は、「そもそもなぜ売るのか?」を明確にしましょう。
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住宅ローンの支払いが厳しい
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相続しても誰も住まない
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住み替えや転勤
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現金化して投資資金に充てたい
目的が明確であれば、“売ること自体が最適解”である可能性も高く、価格にこだわり過ぎることが逆に“損”につながるケースもあります。
■ まとめ:損か得かは“全体設計”で決まる
「急いで売ると損しますか?」という問いには、次のように答えることができます。
✅ 価格を下げれば早く売れるが、それは損ではなく時間を買っているという考え方がある
✅ 不動産市場は不確実性が高く、“高く売れるまで待つ”ことが必ずしも正解ではない
✅ 目的を明確にし、資産の流動化によって次の一手を打つことが“得”になることもある
当社イシダでは、単に価格査定をするだけではなく、「今、売るべきかどうか」を一緒に考える相談を大切にしています。
売却か賃貸か、専任媒介か買取か——最適な選択肢を冷静にご提案いたします。
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