
半年で尿酸値が1.5も上がったんですよ。気づけば9.8。さすがにマズいと思って、ようやく自分の体とちゃんと向き合いはじめました」
先日、あるお客様とそんな話をしていました。
でもこの話、単なる健康の話じゃありません。
むしろ私は思うのです。
これは不動産の売却をどう考えるかということと、
まったく同じ構造をしていると。
目次
■ 尿酸値と資産の共通点:じわじわと“見えないところ”で溜まっていく
私の尿酸値は、半年で9.8に跳ね上がりました。
お酒も控え、食事も鶏の胸肉中心。体重も増えていません。
それなのに上がっている。なぜか。
それは、「体質」と「これまでの蓄積」があったから。
30年近く、毎日のように飲んできた酒。
夜中まで働き、ほとんどメンテナンスをせずに走り続けてきた体。
気づかないうちに、それが静かに、じわじわと積もっていたのです。
この「じわじわと気づかない積み重ね」。
実は、不動産を持っている人の多くも、同じような状況にあります。
・築30年の戸建て
・もう誰も住んでいない
・だけど、固定資産税もそこまで高くないし…
・今はまだ、売らなくても大丈夫かも…
まるで、尿酸値が7.5のときの私と同じです。
■ 見えないところに溜まる“負債”と“リスク”
不動産というのは「動かない」からこそ、油断しがちです。
・見に行かなくても、そこにある
・毎月の収入を生むわけではないが、現金を吐き出すわけでもない
・売却のタイミングは“いつでも”選べる気がしている
でも、それが大きな錯覚。
不動産は、じわじわと、あなたの財務バランスシートに
“見えない負債”を積み重ねていきます。
それは、固定資産税や草刈り代だけではありません。
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管理できていないという心理的ストレス
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相続時に家族間で揉めるタネになるリスク
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空き家条例などの法的規制による将来的な負担
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市場価値の下落による、「売れない資産化」
体の中に静かに尿酸が溜まるように、
あなたの不動産にも、“流動性の死角”が広がっていくのです。
■ 対策は「自宅で酒をやめる」くらい、じつはシンプル
私は、生活習慣を見直しました。
鶏の胸肉中心の食事にして、
毎日散歩して、水をこまめに2リットル以上飲む。
そして、自宅ではお酒を飲まないと決めました。
そうすると、体も、お金も、心も、軽くなる。
なんだ、これでいいんじゃないか。
なんてことはなかった。
不動産売却も、まったく同じです。
「いつか売らなきゃいけないと思ってたけど…」
「相談するのも面倒で後回しにしてたけど…」
いざ相談してみると、
「こんな簡単に話が進むんですね」と言われることも多いです。
要は、“決めるだけ”なのです。
そして、“最初の一歩”を踏み出すだけ。
自宅での晩酌をやめるように、
一度、不動産の売却に向き合ってみる。
それだけで、時間も、資産も、整っていきます。
■ 50代からの資産との付き合い方
50代に入って思うのは、
人生は「どれだけ足していくか」より、
「何を手放すか」の時代だということです。
・使わない土地
・誰も住まない家
・維持だけにコストがかかる建物
それらを、“静かにお別れ”していくことで、
心が軽くなり、本当に大事なことに集中できる環境が整います。
これは、不動産を手放すというより、
むしろ「自分の人生に、余白をつくる作業」なのです。
■ 最後に:尿酸値も不動産も、放置が一番こわい
私は今、尿酸値の再検査を3ヶ月後に予約しています。
それまでに生活習慣を整えて、結果を確認する。
数値に向き合いながら、生き方も見直す。
不動産も、それと同じように、
✅ まず現状を把握して、
✅ 売却か保有かを整理し、
✅ 定点観測しながら、意思決定する
というプロセスが必要です。
もしあなたが今、
「まだ動かなくてもいい」と思っていたら、
それはまさに、私が尿酸値8.0のときに感じていた感覚と同じです。
動き出すなら、今がチャンスです。
売却とは、資産のリセットではありません。
これからの暮らしに、余白と選択肢を増やすこと。
私たち株式会社イシダは、
そうした「体の声」「暮らしの声」に寄り添いながら、
不動産という“動かない資産”を、
流れる価値へと変えるお手伝いをしています。
まずは、一度お話ししてみませんか。
カロリーゼロ・ノンアルで、お待ちしています。
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