
少子高齢化や都市部への人口集中が進むなか、空き家問題は全国で深刻化しています。
広島市でも空き家の増加が顕著で、将来的なトラブルを未然に防ぐためにも、早めの売却を検討する方が増えています。
では、実際に「空き家を売りたい」と思ったとき、どのような手順・方法があるのでしょうか?
この記事では、広島市の不動産会社・株式会社イシダが、空き家売却の基本からスムーズな進め方まで、わかりやすく解説します。
空き家を売却する前にやるべき準備
1. 所有者の確認と権利関係の整理
相続などで取得した空き家の場合、登記簿上の所有者が故人のままになっているケースもあります。
まずは所有権を自分に移す「相続登記」が済んでいるかを確認しましょう。
また、土地や建物に抵当権などが残っていないかも重要です。
2. 現地の状態確認と清掃
長期間放置された空き家は、想像以上に傷んでいることも。
敷地内の草木の手入れ、室内の清掃、ゴミの処分など、最低限の手入れは売却活動に入る前に行うと好印象です。
空き家を売却する方法は2種類
空き家を手放すには、大きく分けて「仲介」と「買取」という2つの売却方法があります。
それぞれの方法に向いているケースや注意点を詳しく見ていきましょう。
■ 方法①:仲介による売却(一般の買主に売る)
▼ どんな方法?
不動産会社に「販売活動の代理」を依頼し、ポータルサイトやチラシなどで買主を募集する方法です。
買主はエンドユーザー(一般の居住希望者や投資家)であることが多く、相場に近い価格で売却できるのが魅力です。
▼ 向いているケース
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築年数が比較的新しい(20年以内など)
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立地が良く需要が見込める(例:広島市中区、南区など)
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時間に余裕があり、じっくり高く売りたい
▼ 仲介売却のポイント
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見せ方がカギ:空き家でも、写真の撮り方や清掃・換気などで印象が大きく変わります。
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査定価格と戦略:最初にいくらで売り出すかが勝負を分けます。高く出しすぎて売れ残ると、逆に価格が下がるリスクも。
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売却までの期間:早くて1ヶ月、遅ければ半年以上かかることもあるため、売却のタイミングや引渡し予定としっかり調整を。
■ 方法②:不動産会社による買取
▼ どんな方法?
不動産会社が直接その空き家を買い取る方法です。
株式会社イシダでも積極的に行っている「即時買取」や「リノベーション再販用の買取」などがこれに当たります。
▼ 向いているケース
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建物が老朽化していてリフォームが必要
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ゴミや残置物が多く、片付けの余裕がない
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再建築不可や接道条件が悪い
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相続トラブルや複数名義で売却にスピードが必要
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周囲に知られず静かに売却したい(近隣に知られたくないなど)
▼ 買取のメリット・注意点
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スピード重視:通常は最短1週間〜10日で契約・現金化が可能
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原状渡しが可能な場合も多い:ゴミや家財が残ったままでもOKなことがあり、心理的・時間的負担が軽い
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価格の落差:仲介よりも10〜30%ほど低くなることもあるが、手間と時間を考慮すると納得される方も多い
▼ 買取後の流れも把握しておこう
買取後は、物件がリノベーションされ再販されたり、土地として活用されたりします。
空き家が次の誰かの手に渡り、新たな命を吹き込まれる流れです。
そのため「思い出の詰まった実家を手放すのが寂しい」と感じている方にも、前向きな選択肢として受け入れやすくなっています。
まとめ:どちらがいいか迷ったら、プロのアドバイスを
「時間をかけてでも高く売りたい」なら仲介、「早く・確実に・手間なく売りたい」なら買取。
どちらが正解ということはなく、状況や目的によって最適解は異なります。
株式会社イシダでは、どちらの選択肢にも対応できる体制を整えており、物件ごとに最適なご提案をしています。
「どうすればいいかわからない」という段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。
広島市で空き家の売却を検討中なら、株式会社イシダへ
株式会社イシダでは、広島市内を中心に空き家の売却相談を数多く手がけています。
「できるだけ高く売りたい」「手間なくスピーディに売りたい」など、状況に応じたご提案が可能です。
不動産売却はタイミングと判断が重要です。ぜひ一度、無料相談をご利用ください。
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