―「残す」ではなく「進む」ための選択を―

かつて、家族4人で住んでいた家も、今や夫婦ふたり。
部屋のドアは閉じられたまま、空間のほとんどが「使っていないスペース」になっている。
子どもが独立したあとのこの状況に、どこか「もったいなさ」や「寂しさ」を感じる方もおられるでしょう。

でも、イシダはこう考えます。

男は帰ってこない。女は気にする。

男の子というのは、一度家を出ればたいてい戻ってきません。
生活の拠点が別にできれば、それで終わり。実家に対して執着を持たないのが普通です。
親の体調すら気にしないこともあるくらいです。

一方、女の子は違います。
こまめに連絡をくれたり、親の体調を心配してくれたり、
「家」を大切に思ってくれる気持ちは本当にありがたいものです。

だからといって、その気持ちに応え続けることが「同じ家に住み続けること」ではないと、私たちは考えます。

人類は常に「移動」してきた

人類の歴史は「移動」の連続です。
より良い環境、より便利な暮らしを求めて、場所を移してきたのが私たちの本能です。
今の日本の人口分布だって、結局はこの「移動」の結果に過ぎません。

山間部から平地へ、そして地方都市から政令市・首都圏へ。
利便性を求める流れは止まることなく、むしろ今後はもっと加速します。

「一極集中はよくない」と言われますが、
イシダはこう考えます――それは人類が長い時間をかけて導き出した“最適解”なのだと。

利便性を求める＝経済合理性を求める

・病院が近い
・スーパーが徒歩圏内
・銀行、役所、郵便局もすぐ行ける
・車がいらない
・ゴミ出しもスムーズ

これが、「年を重ねるごとに必要になる環境」です。

この環境に身を置くことこそが、体力・気力・お金の無駄を減らす「経済合理的な選択」です。
だからこそ、「広すぎる家」を手放すことは、前向きな決断なのです。

イシダが提案する「次の一手」

広島市中区、特に竹屋小学校区や鶴見町は、
私たちイシダが40年以上生活してきた、自信を持っておすすめできる地域です。

徒歩生活が中心になり、生活に無駄がない。
不動産業者としても、住人としても、これほど「暮らしやすい街はない」と断言できます。

不動産を売却するという選択肢を「具体的に」考えてみる

家が広すぎると感じたとき、「売却」という選択肢が頭をよぎっても、
いざとなると「何から始めていいか分からない」という方が多くいらっしゃいます。

ここでは、不動産を売却する際に押さえておきたいポイントを、イシダの視点で丁寧に解説します。

■ 売却の目的を明確にする

まず大切なのは、「なぜ売るのか？」という目的をはっきりさせることです。

• 子どもが独立して家が広すぎる

• 管理が負担になってきた

• もっと便利な場所に住み替えたい

• 老後資金や生活資金にしたい

• 将来の相続時に子どもに迷惑をかけたくない

この「目的」がはっきりすれば、おのずと売却活動の進め方が見えてきます。

■ 売却方法には「仲介」と「買取」がある

不動産の売却には、大きく分けて2つの方法があります。

仲介

不動産会社が買主を探し、第三者に売却する方法です。
【メリット】
・市場価格に近い金額で売れる可能性がある
【デメリット】
・売れるまで時間がかかることがある
・内覧対応などの手間がかかる

買取

不動産会社が直接買い取る方法です。
【メリット】
・すぐに売却できる
・手間が少ない（内覧・広告不要）
・秘密裏に売却　できる
【デメリット】
・市場価格よりも金額が下がる傾向

イシダでは、両方の選択肢をご提案可能です。
「少しでも高く売りたい」「とにかく早く売って整理したい」など、ご希望に応じて最適なプランをご用意いたします。

■ 売却前にしておくと良いこと

売却前に以下の点を整理しておくと、スムーズな売却につながります。

• 登記内容の確認（名義や面積など）

• 固定資産税評価額の確認

• 境界や越境の確認

• 残置物（家具・家電など）の処分計画

• 築年数・構造・修繕履歴の把握

イシダでは、これらの調査や準備も全面サポートします。
特に「もう広くて片付けも大変…」というお客様には、残置物をそのままにしての売却もご提案可能です。

■ 広すぎる家は「資産」でもあり「負債」でもある

広い家を持っていることは、確かに立派なことです。
しかし、空間が余っている＝使われていない＝収益を生まない、という視点で見ると、
広い家は眠ったままの資産であり、同時に維持コストのかかる負債でもあります。

・固定資産税
・火災保険
・修繕費（屋根・外壁・水回りなど）
・草刈り・庭木の管理

こうした支出は、住んでいなくても発生します。
さらに、いざ相続となったとき、お子さまがその負担を背負うことになります。

「売らずに置いておくこと」＝「子どもに負債を残すこと」になる場合もあるのです。

■ 売却のタイミングは「なるべく早く」が基本

不動産市場は生き物です。
市況の変動、金利の動向、建物の老朽化、法改正、災害リスク…
外部環境の変化は予測できません。

大切なのは、「売りたい」と思った今この瞬間が、実は一番良いタイミングかもしれないということ。
特に築年数が経過している建物は、年々資産価値が目減りしていきます。
年齢を重ねると、片付けや引っ越しも大きな負担になります。

「まだ動けるうちに売っておく」
これが、未来への最良の備えです。

最後に

「この家を残しておこうか」
「子どもが戻ってくるかもしれない」
「思い出が詰まっている」

そのお気持ち、わかります。
でも、未来は「今」決めるものです。

子どもたちも、親が快適で安心できる場所で暮らしてくれている方が、ずっと心穏やかです。

大丈夫です。
「変わること」は、悪いことではありません。
むしろ、「変わらないこと」のほうが、長期的にはリスクになる時代です。

今こそ、広すぎる家から、「ちょうどいい暮らし」へ。
株式会社イシダが、あなたの次の一歩を全力でサポートします。

お問い合わせ先

株式会社イシダ
広島市南区段原日出1丁目7-12
090-8157-3165（売却専用）

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